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2008年8月 5日 (火)

特許電子図書館の簡単な使い方(初心者向け検索編その1)

こんばんわ。弁理士の藤野です。

さて、昨日は、特許電子図書館の概要についてご紹介しましたので、今日からは、特許電子図書館で提供されている各サービスについて具体的にご紹介していきます。

今日は、初心者向け検索編その1として、「特許・実用新案の検索」についてご紹介します。

特許電子図書館のトップページに表示されている検索メニューのうち、「初心者向け検索」の部分にマウスのカーソルを持って行くと、サブメニューが表示されますので、そのサブメニューの中から、「特許・実用新案の検索」を選択(クリック)すると、「特許・実用新案の検索」サービスを利用するためのページに移動することができます。なお、「初心者向け検索」の部分をクリックして、初心者向け検索のトップページに一旦移動してから、「特許・実用新案を検索する」の部分をクリックすることでも同じページに移動することができます。

さて、「特許・実用新案の検索」サービスを利用するためのページに移動すると、キーワードを入力するためのテキストボックスと、複数のキーワードを入力した場合の検索条件(AND検索かOR検索か)を指定するためのリストボックスと、検索実行を指示するためのボタンが横並びに表示されます。なお、これら以外にも、当該ページの右下部分に、「文献番号索引照会」と表示されたボタンが表示されますが、これは、特許・実用新案についての一般向けの検索サービスのひとつである「特許・実用新案文献番号索引照会」サービスに移動するためのボタンです。「特許・実用新案文献番号索引照会」サービスについては、後日紹介する予定です。

この「特許・実用新案の検索」サービスでは、表示されたテキストボックスに、適当なキーワードを入力して、検索を実行することで、入力したキーワードを含む公報を探すことができます。このとき、検索対象となる公報は、平成5年以降に発行された公開系の公報(公開特許公報、公開実用新案公報、登録実用新案公報等)です。平成5年以降となっているのは、電子データ(CD-ROMやDVD-ROM等)として発行された公報を対象としているからです。従って、平成4年以前に発行された公報(紙公報)は検索対象とはされておりません。また、キーワードの検索対象となるのは、検索対象公報に含まれる「技術用語」、「出願人」及び「発明者」です。

「技術用語」としては、具体的には、公報上の「発明の名称」、「要約」、「請求の範囲」に含まれる用語が検索対象となります。つまり、「発明の詳細な説明」に含まれる用語は検索対象とはなっておりません。

「出願人」としては、公報上の「出願人」、「権利者」に含まれる文字列が検索対象となります。

「発明者」としては、公報上の「発明者」、「考案者」 に含まれる文字列が検索対象となります。

このように、「技術用語」、「出願人」及び「発明者」の三種類のデータが検索対象となりますが、最初の検索時には、これらのデータを区別した検索はできません。これらを区別した検索をしたい場合は、とりあえず、一旦、区別をしない検索を行う必要があります。検索を行うと、その検索結果を表示する画面が表示されますが、そこで初めて、検索対象を区別するための「詳細設定」を行うことができるようになります(この詳細設定については明日説明します)。

また、テキストボックスに入力するキーワードは、すべて全角である必要があります。なお、複数のキーワードを入力する場合は、スペースで区切って入力しますが、このスペースについては、全角でも半角でもかまいません。

また、キーワードは、部分一致で検索され、ワイルドカード(?、*等)は利用できません。「?」や「*」を付けて検索すると、そのまま記号として検索がされます。

以上述べたように、初心者向けということで、検索対象は制限されておりますが、その分、簡単に使えるようになっていると思いますので、ある技術用語を含む公報を簡単に調べたいとか、ある特定の出願人(発明者)による出願の公報を簡単に調べたいとかいう場合には、是非利用してみてください。

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