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2008年9月18日 (木)

特許電子図書館の簡単な使い方(公開特許公報フロントページ検索編)

こんばんわ。弁理士の藤野です。

さて、今日からは、「特許・実用新案検索」の4番目のサービスである「公開特許公報フロントページ検索」についてご紹介していきます。

公開特許公報フロントページ検索」とは、その名の通り、平成5年以降に発行された公開特許公報のフロントページ(表紙、第一頁)に含まれる情報を検索対象とするサービスです。そのため、同じ公開系公報であっても、公開実用新案公報や登録実用新案公報等は対象になっておらず、公開特許公報であっても、平成4年まで発行されていた紙公報については対象となっておりません。また、後述するように、検索対象として指定可能な項目についても、前回までご紹介した公報テキスト検索と比べて非常に限られております。

また、閲覧対象も、原則、公開特許公報のフロントページに含まれる情報となっていますので、発明の内容を示す情報としては、要約しか表示されず、特許請求の範囲や発明の詳細な説明の内容を確認することはできません。但し、「公開特許公報フロントページ検索」では、フロントページに含まれる情報に加えて、該当する特許出願のリーガルステータス(経過情報)が表示されます。具体的には、リーガルステータスとして、「審査請求日」、「拒絶査定発送日」、「最終処分種別」、「最終処分日」、「特許番号」、「登録日」、「拒絶査定不服審判番号」、「拒絶査定不服審判請求日」及び「本権利消滅日」の9種類の情報が表示されます(もちろん、存在しない情報は空欄になります)。

従って、例えば、簡単な条件で検索した検索結果について、上記リーガルステータスを確認しつつ、出願内容を簡単に知りたいとき等には、便利なサービスといえるかもしれません。

特許電子図書館のトップページに表示されている検索メニューのうち、「特許・実用新案検索」の部分にマウスのカーソルを持って行くと、サブメニューが表示されますので、そのサブメニューの中から、「公開特許公報フロントページ検索」を選択(クリック)すると、「公開特許公報フロントページ検索」サービスを利用するためのページに移動することができます。なお、「特許・実用新案検索」の部分をクリックして、特許・実用新案検索のトップページに一旦移動してから、「公開特許公報フロントページ検索」の部分をクリックすることでも同じページに移動することができます。

さて、「公開特許公報フロントページ検索」サービスを利用するためのページ(テキスト検索画面)に移動すると、「出願人、発明の名称、要約」を対象とした検索キーワードを入力するための3つのテキストボックスと、公開日を指定するための2つのテキストボックスと、IPC(国際特許分類)を入力するためのテキストボックスとが表示されます。そして、縦に並んだ各テキストボックスの間に「AND」と表示されていることからもわかるように、縦に並んだテキストボックスで指定された条件については、すべての条件を満足する公開特許公報が検索(AND検索)されることになります。なお、すべてのテキストボックスを埋める必要はなく、最低ひとつのテキストボックスを埋めれば検索可能となります。

「出願人、発明の名称、要約」を対象とした検索キーワードを入力するためテキストボックスは、3つ用意されていますが、それぞれが、「出願人」、「発明の名称」及び「要約」用という訳ではなく、これらの3つの項目は区別されずに検索されます。すなわち、3つのテキストボックスは、AND検索される3つの条件を指定するために用意されています。なお、各テキストボックスに、複数の検索キーワードを、半角又は全角のスペースを挟んで入力すれば、各テキストボックスに入力された複数の検索キーワードについては、OR検索されることになります。

公開特許公報フロントページ検索では、「出願人」、「発明の名称」及び「要約」の3つの項目は、検索対象項目としては区別されておらず、「出願人」、「発明の名称」及び「要約」のいずれかに、各テキストボックスで指定された検索キーワードが含まれていれば、その条件は満足されることになります(部分一致検索)。従って、例えば、「要約」又は「発明の名称」に「半導体」という技術用語が含まれている公開特許公報を検索するつもりで、テキストボックスに「半導体」と入力したとしても、検索結果には、「出願人」の名称に「半導体」が含まれている公開特許公報についてもヒットすることなります。

また、公開日を指定するための2つのテキストボックスは、検索対象期間の始期と終期を指定するためのものであり、いずれか一方のみ(すなわち、始期又は終期のみ)を指定することも可能です。

また、IPCを指定するためのテキストボックスに、複数のIPCを半角又は全角のスペースを挟んで入力すると、それらはOR検索されることになります。

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