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2008年11月の18件の記事

2008年11月28日 (金)

特許電子図書館の簡単な使い方(外国公報DB編)

こんばんわ。弁理士の藤野です。今日中に終わらせておきたい仕事がまだ終わっていないのですが(汗)、更新にやってきました。

さて、今日は、「特許・実用新案検索」の10番目のサービスである「外国公報DB」についてご紹介します。その名前から想像がつくかと思いますが、簡単に言ってしまえば、以前にご紹介した「特許・実用新案公報DB」の外国公報版です。

本サービスを利用することにより、公報番号がわかっている外国公報を閲覧することが可能となります。本サービスで公報が提供されている国又は国際機関は、アメリカ、EPO(欧州特許庁)、イギリス、ドイツ(西ドイツを含む)、フランス、スイス、WIPO(世界知的所有権機関)、カナダとなります。

特許電子図書館のトップページに表示されている検索メニューのうち、「特許・実用新案検索」の部分にマウスのカーソルを持って行くと、サブメニューが表示されますので、そのサブメニューの中から、「外国公報DB」を選択(クリック)すると、「外国公報DB」サービスを利用するためのページに移動することができます。なお、「特許・実用新案検索」の部分をクリックして、特許・実用新案検索のトップページに一旦移動してから、「外国公報DB」の部分をクリックすることでも同じページに移動することができます。

さて、「外国公報DB」サービスを利用するためのページ(番号入力画面)に移動すると、検索対象とする文献の番号を入力するための「文献番号」テキストボックスが12個表示されます。すなわち、検索対象として、一度に12種類の文献を指定することができます。

「文献番号」テキストボックスには、本来の文献番号に、国と文献種別を表す記号を付加したものを入力する必要があります。具体的な入力方法については、各国毎に例が表示されておりますので、それをご参照願います。

また、12個のテキストボックスの左下側には、「表示形式」を指定するためのラジオボタンと、「表示種別」を指定するためのリストボックスが表示されます。

「表示形式」としては、「イメージ表示」と「PDF表示」が選択できます。「イメージ表示」では、GIF画像による表示がされ、「PDF表示」では、AdobeのPDFファイルによる表示がされます。また、「表示種別」としては、「全頁」、「第1頁」、「クレーム頁」、「図面頁」及び「和文抄録」のいずれかを選択できます。なお、「和文抄録」が存在するのは、アメリカとEPOの一部の公報のみとなります。

「文献番号」を入力して、画面左下に表示されている「文献番号照会」ボタンをクリックすると、結果一覧画面が表示されます。当該結果一覧画面において、左側中央のフレームに表示された文献番号の部分をクリックすると、該当する公報を閲覧することができます。

文献表示画面における文献の閲覧方法は、基本的に、特許・実用新案公報DBにおける結果一覧画面でのレイアウト表示又はPDF表示の場合と同様になります(参考:特許・実用新案公報DBにおける結果一覧画面についての記事)。但し、「外国公報DB」では、「文献単位PDF表示」ボタンは用意されておりません。

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2008年11月27日 (木)

特許電子図書館の簡単な使い方(FI/Fターム検索(英語表示)編)

こんばんわ。弁理士の藤野です。

さて、今日は、「特許・実用新案検索」の9番目のサービスである「FI/Fターム検索(英語表示)」についてご紹介します。なお、本サービスは、一昨日にご紹介した「PAJ検索」同様、一般の方が利用することはほとんどないと思いますので、概略の説明のみとさせていただきます。

「FI/Fターム検索(英語表示)」は、簡単に言ってしまえば、以前にご紹介した特許分類検索の英語版です。但し、「FI/Fターム検索」とあるように、IPCによる検索はできません。日本語版の方も、以前は、IPC検索と、FI/Fターム検索とは別々のサービスとなっていましたので、厳密に言えば、「FI/Fターム検索(英語表示)」は、以前の「FI/Fターム検索」の英語版ということになりましょうか(わざわざ言うまでのことはないかもしれませんが)。また、「FI/Fターム検索(英語表示)」では、公開技報は検索対象とされておりません。

また、検索の結果、ヒットした文献を表示させる場合は、基本的に、まず、PAJが表示されます。そこから、更に、電子データが存在する公報については、機械翻訳した結果を表示させることも可能です。

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2008年11月26日 (水)

日本弁理士会の無料特許相談

こんばんは。弁理士の藤野です。

今日の午前は、日本弁理士会の常設特許相談室(東京)の相談員の担当日でしたので、千代田区霞が関にある弁理士会館へ直行となりました。場所は、特許庁の隣になります。 → 日本弁理士会Webサイトの地図

前回は、やや狭い第1相談室でしたが、今日は、少し広い第2相談室でした(写真だと違いがわかりませんかもしれませんが)。




今日、私が担当したのは、来訪による相談が1件、電話による相談が2件でした。

日本弁理士会の無料特許相談の内容については、以前書いた記事をご参照願います。

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2008年11月25日 (火)

特許電子図書館の簡単な使い方(PAJ検索編)

こんばんわ。弁理士の藤野です。昨日まで3連休でしたが、皆さんはいかがお過ごしでしたでしょうか。私は、明日期限の仕事があったため、(基本、午後からですが)毎日仕事をしてました(汗)。

さて、今日は、「特許・実用新案検索」の8番目のサービスである「PAJ検索」についてご紹介します。なお、本サービスは、一般の方が利用することはほとんどないと思いますので、概略の説明のみとさせていただきます。

PAJ検索は、簡単に言ってしまえば、以前にご紹介した公開特許公報フロントページ検索の英語版です。PAJとは、Patent Abstracts of Japan の略であり、公開特許公報の英文抄録のことをいいます。PAJ検索は、このPAJに含まれる情報を検索対象とするサービスです。PAJ検索を利用することにより、英語のキーワードを使用した検索が可能となります。

なお、公開特許公報フロントページ検索の英語版と書きましたが、公開特許公報フロントページ検索では、平成5年以降に発行された公開特許公報のフロントページが検索対象となっているのに対して、PAJ検索では、1976年(昭和51年)以降に発行されたPAJが検索対象となっております。ちなみに、PAJは、1976年から1993年までは紙で発行され、1994年以降、CD-ROMで発行されていますが、現在では、紙で発行されていた分についても、CD-ROM化されているようです。

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2008年11月21日 (金)

特許電子図書館の簡単な使い方(パテントマップガイダンス番外編その2)

こんばんわ。弁理士の藤野です。

さて、昨日は、「Fタームテーマコード一覧情報(テーマコード表)」についてご紹介しましたが、今日は、その続きです。

昨日は、テーマコード表に含まれる「解析年範囲」情報について簡単に説明しましたが、今日は、テーマコード表に含まれる別の情報である「メインテナンス中」情報について簡単に説明します。

Fタームでは、新たな技術の進展や文献数の増大に対応するために、新しいFタームリストが作成されることがあります。その場合、古いFタームが付与されている特許文献に対して新しいFタームを付与する作業が必要になります。このような作業が終了するまでには、ある程度の時間がかかることになりますが、その作業中であることを示す情報が「メインテナンス中」情報です。「メインテナンス中」情報に「○」が付いているテーマは、メインテナンス中、すなわち、新しいFタームの付与作業が行われている最中ということになります。

メインテナンス中のテーマについては、テーマ内のすべての文献に新しいFタームが付与されているわけではないので、漏れなく検索するためには、古いテーマも併せて検索を行う必要があります。

例えば、テーマグループ「2B」のテーマコード表(pdf)を見てみると、テーマ「2B327」の「メインテナンス中」情報に「○」が付いています。テーマ「2B327」の「改正情報(メンテ内容等)」のところを見てみると、「旧2B027(H17)」と記載されております。そこで、テーマ「2B027」の「改正情報(メンテ内容等)」のところを見てみると、「2B327へ変更(H17)」と書かれています。つまり、この場合、テーマ「2B027」については平成17年に新規テーマ「2B327」への変更が行われていますが、現時点では、新規テーマ「2B327」はまだメインテナンス中のため、漏れのない検索をするためには、「2B027」と「2B327」の2つのテーマについて検索する必要があることになります。

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2008年11月20日 (木)

特許電子図書館の簡単な使い方(パテントマップガイダンス番外編)

こんばんわ。弁理士の藤野です。今日中に出願しなければならない特許出願が、直前に、あれやこれやありながらも(汗)、無事出願できて、ほっとしているところです。

さて、今日は、パテントマップガイダンス番外編として、前回の記事について若干の補足をします。

前回の記事では、古いFタームの有効な期間を調べる手段として、「パテントマップガイダンス(旧)」の「Fタームリスト」や「Fターム解説」をご紹介しましたが、今日は、古いFタームの有効な期間(正確には、解析期間)を調べる別の手段として「Fタームテーマコード一覧情報(テーマコード表)」についてご紹介します。

「Fタームテーマコード一覧情報(テーマコード表)」とは、各テーマのテーマ情報とFターム情報とを一覧表示にした表であり、このテーマコード表を参照することで、Fタームテーマの改廃情報等を調べることができます。

「パテントマップガイダンス」の先頭画面において、上部フレームの中央付近に表示された「テーマコード表」の部分(画像)をクリックすると、テーマコード表を参照するためのページに移行できます。なお、本ページは、特許庁のWebサイト内のページです。

本ページにおいては、テーマグループ毎に、テーマコード表(pdfファイル)が用意されています。例えば、「2B」という文字列をクリックすると、テーマグループ「2B」のテーマコード表が表示されます。テーマグループ「2B」のテーマコード表において一番最初に載っているテーマコードは「2B001」ですが、その「解析年範囲」の「終了年」を見ると、「1993」と記載されております。これは、テーマコード「2B001」については、1993年(平成5年)までは、Fターム付与のための解析作業が行われていたことを示しています。なお、テーマコード表の「解析年範囲」は、解析作業を開始又は終了した年を目途に特定しているため、実際にFタームによる検索が可能な特許文献の年範囲との間にずれが生じる場合があります。前回の記事で紹介しましたように、「パテントマップガイダンス(旧)」によれば、テーマコード「2B001」については、平成6年12月以前に発行された公報はFタームによる検索が可能となっております。つまり、この場合、解析作業が終了した年との間に、一年程度のずれがあることになります。

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2008年11月19日 (水)

特許電子図書館の簡単な使い方(パテントマップガイダンス(旧)編その2)

こんばんわ。弁理士の藤野です。

さて、今日は、前々回ご紹介しました「パテントマップガイダンス(旧)」について若干の補足をします。

前々回の記事で、検索対象とする期間によっては、古いFタームを使った検索を行うことも可能であり、場合によっては、古いFタームを使った方が、適切な絞り込みができる場合もあると書きましたが、古いFタームで適切な検索をするためには、そのFタームが有効であった期間を知る必要があります。

古いFタームの有効な期間を調べる方法としては、まず、「パテントマップガイダンス(旧)」の「Fタームリスト」や「Fターム解説」を利用することが考えられます。

例えば、「パテントマップガイダンス(旧)」の先頭画面において、「Fタームリスト」の部分をクリックすると、テーマグループ(テーマコードの上2桁)を選択するためのテーマグループ選択ページが表示されます。このテーマグループ選択ページにおいて、所望のテーマグループを選択すると、選択されたテーマグループ内のテーマコードを選択するためのテーマコード選択ページが表示されます。例えば、テーマグループとして「2B」を選択すると、テーマグループ「2B」内のテーマコードを選択するためのテーマコード選択ページが表示されます。そのテーマコード選択ページを見ると、一番最初のテーマコード「2B001」のテーマ名「田植機の機枠」の下に括弧書きで、

本テーマは平成7年1月よりFIテーマとなりました。FI検索は平成6年12月以前に発行された公報も含めて年範囲の制限はありません。なお、平成6年12月以前に発行された公報はFタームによる検索もできます。

と記載されています。

つまり、田植機の機枠(テーマコード「2B001」)について、平成6年12月以前に発行された公報を対象として検索を行う場合であれば、Fタームによる検索を行うことも可能ということになります。一方、平成7年1月以降に発行された公報を対象として検索を行う必要がある場合は、Fタームは使えないということになりますので、例えば、FIによる検索を行うことが必要となります。

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2008年11月18日 (火)

知的財産シンポジウム2008

こんばんわ。弁理士の藤野です。今日は、まず、初めてのお客さんのところへ直行しての打ち合わせに始まり、その打ち合わせ自体は午前中で終わったのですが、その後、なんだかんだでこんな時間になってしまいました(汗)。

さて、事務所に戻ってから特許庁のWebサイトを見ると、『知的財産シンポジウム2008』なるものが開催されることが告知されておりました(「知的財産シンポジウム2008」の開催について)。少し前に、『知的財産シンポジウム2008 in横浜』についてご紹介しましたが、それとは別物のようです。

そこで、今日は、来る2008年12月22日(月) に東京ビッグサイトで開催される『知的財産シンポジウム2008』についてご紹介します。

本シンポジウムは、参加者の産業財産権に関する知識・理解の向上、研究者層の拡大及び我が国における知的財産活動・研究の一層の活性化を図ることを目的として、特許庁主催で平成10年より開催しているものだそうで、知的財産分野の有識者による最新の取組や今後の方向性などの紹介、産業財産権分野で注目されている事項等についての意見交換及び企業等における知財戦略とも密接に関係する最新の産業財産権制度問題調査研究の成果発表などをおこなうもののようです。

企業、大学等の知的財産部門担当者を始めとして、知的財産に関心のある方々のご参加を、広くお待ちしておりますとのことですので、ご興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか。入場料は無料です。

詳細につきましては、特設サイトの方をご覧下さい。

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2008年11月17日 (月)

特許電子図書館の簡単な使い方(パテントマップガイダンス(旧)編)

こんばんわ。弁理士の藤野です。

さて、今日は、「特許・実用新案検索」の7番目のサービスである「パテントマップガイダンス(旧)」についてご紹介します。

パテントマップガイダンス(旧)」は、前回までに説明した「パテントマップガイダンス(PMGS)」と同様に、FI、Fターム、国際特許分類(IPC)のガイダンスデータを提供するものでありますが、括弧内に「旧」とあることからわかるように、昔(具体的には、平成12年10月より前)のFI、Fターム、IPCについて調べたいときに利用するサービスです。本サービスを利用することにより、以前に使用されていたIPC、FI、Fタームの意味を調べることができます。

特許電子図書館のトップページに表示されている検索メニューのうち、「特許・実用新案検索」の部分にマウスのカーソルを持って行くと、サブメニューが表示されますので、そのサブメニューの中から、「パテントマップガイダンス(旧)」を選択(クリック)すると、「パテントマップガイダンス(旧)」サービスを利用するためのページ(先頭画面)に移動することができます。なお、「特許・実用新案検索」の部分をクリックして、特許・実用新案検索のトップページに一旦移動してから、「パテントマップガイダンス(旧)」の部分をクリックすることでも同じページに移動することができます。

「パテントマップガイダンス(旧)」は複数のサービスから構成されており、「パテントマップガイダンス(旧)」の先頭画面においては、以下の6つのサービスが用意されています。
  1. FI照会
  2. Fタームリスト
  3. Fターム解説
  4. IPC分類照会(第6版)
  5. IPC分類照会(第5版)
  6. IPC分類照会(第4版)
各サービスは、前回までに説明した「パテントマップガイダンス(PMGS)」のFI照会Fターム照会IPC照会と同様のサービスですので、各サービスについての説明は省略させていただきます。

なお、「パテントマップガイダンス(旧)」の先頭画面の一番下には、『本サービスは、平成12年10月にリリースされた「パテントマップガイダンス」のデータが完備されるまでの一時的なサービスです。』と表示されていますが、8年経った現在でもサービスが提供され続けております。これは、主として、古いFタームを調べるための手段として、残しているのだと思われます。

Fタームは、技術の進展に対応するため、必要に応じて改正が行われ、それにともない、それまで使用されていたFタームの付与が停止されることがあります。その場合でも、過去に付与されたFタームの情報は削除されることなくそのまま残ります。つまり、検索対象とする期間によっては、古いFタームを使った検索を行うことも可能であり、場合によっては、古いFタームを使った方が、適切な絞り込みができる場合も存在します。そのため、現在は利用されていないFタームについても調べることができる手段を残しておくのは必要なこととなります。

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2008年11月14日 (金)

特許電子図書館の簡単な使い方(パテントマップガイダンス編その9)

こんばんわ。弁理士の藤野です。

さて、今日は、パテントマップガイダンス編の最終回です。

これまで、「パテントマップガイダンス」の「照会」サービス、「キーワード検索」及び「キャッチワードインデックス(IPC第6版)検索」についてご紹介しましたが、今日は、「パテントマップガイダンス」の四番目のサービスである「FI-IPCコンコーダンス検索」についてご紹介します。

「FI-IPCコンコーダンス検索」とは、FI→IPC(最新版)のコンコーダンス検索、又は、IPC(最新版)→FIのコンコーダンス検索を行うサービスです。このサービスを利用することにより、ある特定のFIに対応するIPC(最新版)を調べたり、ある特定のIPC(最新版)に対応するFIを調べたりすることが可能になります。

「パテントマップガイダンス」の先頭画面においては、「分類コード」という文字列の隣に、分類コード(FI又はIPC)を入力するためのテキストボックスが表示されます。さらにその隣には、検索の実行を指示するための「検索」ボタンが表示されます。そして、さらにその右側には、検索対象(検索方向)を指定するための「照会画面」ラジオボタンが表示されます。検索の対象(方向)としては、FIに対応するIPC(最新版)を調べる「FI→IPC(最新版)」及びIPC(最新版)に対応するFIを調べる「IPC(最新版)→FI」のいずれかを指定します。

「照会画面」ラジオボタンで、検索対象(「FI→IPC(最新版)」又は「IPC(最新版)→ FI」)を指定し、「分類コード」テキストボックスに検索したい分類コード(FI又はIPC)を入力して、「検索」ボタンをクリックすると、検索結果を示す画面が表示されます。このとき、「照会画面」ラジオボタンでの選択に応じて、「FI→IPC(最新版)コンコーダンス検索結果画面」又は「IPC(最新版)→FIコンコーダンス検索結果画面」が表示されます。

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2008年11月13日 (木)

特許電子図書館の簡単な使い方(パテントマップガイダンス編その8)

こんばんわ。弁理士の藤野です。

さて、今日も、「パテントマップガイダンス」についての説明の続きです。

これまで、「パテントマップガイダンス」の「照会」サービス及び「キーワード検索」についてご紹介しましたが、今日は、「パテントマップガイダンス」の三番目のサービスである「キャッチワードインデックス(IPC第6版)検索」についてご紹介します。

「キャッチワードインデックス(IPC第6版)検索」とは、キャッチワードインデックス(IPC第6版)の検索を行うサービスです。キャッチワードインデックスとは、技術用語による特許分類索引であって、技術用語と、それに対応したIPCが記載されたものです。この「キャッチワードインデックス(IPC第6版)検索」を利用することにより、例えば、特定の技術用語に関連するIPC(第6版)を調べることができます。

「パテントマップガイダンス」の先頭画面においては、「キャッチワード」という文字列の隣に、キャッチワード(技術用語)を入力するためのテキストボックスが表示されます。また、その下には、「サーチ範囲(分類コード)」という文字列の隣に、検索範囲とする分類コードを入力するためのテキストボックスが表示され、さらにその隣には、検索の実行を指示するための「検索」ボタンが表示されます。

「キャッチワード」テキストボックスに検索したい技術用語を入力し、必要に応じて「サーチ範囲」テキストボックスに検索範囲とする分類コードを入力して、「検索」ボタンをクリックすると、検索結果を示す画面が表示されます。なお、「キャッチワードインデックス(IPC第6版)検索」では、キャッチワードは必須入力項目となり、サーチ範囲は任意入力項目となります。

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2008年11月12日 (水)

特許電子図書館の簡単な使い方(パテントマップガイダンス編その7)

こんばんわ。弁理士の藤野です。

さて、今日も、「パテントマップガイダンス」についての説明の続きです。

前回までで「パテントマップガイダンス」の一番目のサービスである「照会」サービスについての説明が終わりましたので、今日は、「パテントマップガイダンス」の二番目のサービスである「キーワード検索」についてご紹介します。

「キーワード検索」とは、FI、IPC(第8版)、Fタームについて、指定されたキーワードの検索を行うサービスです。この「キーワード検索」を利用することにより、例えば、特定の技術用語に関連するFI、IPC、Fタームを調べることができます。

「パテントマップガイダンス」の先頭画面においては、「キーワード」という文字列の隣に、キーワード(技術用語等)を入力するためのテキストボックスが表示されます。また、その下には、「サーチ範囲(分類コード、テーマコード)」という文字列の隣に、検索範囲とする分類コードやテーマコードを入力するためのテキストボックスが表示され、さらにその隣には、検索の実行を指示するための「検索」ボタンが表示されます。そして、さらにその右側には、検索対象を選択するための「照会画面」ラジオボタンが表示されます。検索の対象としては、「FI」、「FIハンドブック」、「IPC第8版(日付指定)」、「Fタームリスト」及び「Fターム解説」のいずれか選択することができます。なお、IPC照会の場合と同様に、IPC第8版を指定するためのラジオボタンの隣には、日付を指定するためのテキストボックス(日付入力ボックス)が表示されており、デフォルト値として、現在の日付が入力されています。

「照会画面」ラジオボタンで、検索対象(「FI」、「FIハンドブック」、「IPC第8版(日付指定)」、「Fタームリスト」又は「Fターム解説」)を選択し、「キーワード」テキストボックスに検索したい技術用語等を入力するとともに、「サーチ範囲」テキストボックスに検索範囲とする分類コード等を入力して、「検索」ボタンをクリックすると、検索結果を示す画面が表示されます。このとき、「照会画面」ラジオボタンでの選択に応じて、FI検索結果画面、FIハンドブック検索結果画面、IPC(第8版)検索結果画面、Fタームリスト検索結果画面又はFターム解説検索結果画面が表示されます。

なお、上記説明では、「キーワード」テキストボックスと「サーチ範囲」テキストボックスの両方に必要な情報を入力して検索するとしていましたが、いずれか一方のみの入力で検索することもできます。

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2008年11月11日 (火)

特許電子図書館の簡単な使い方(パテントマップガイダンス編その6)

こんにちは。弁理士の藤野です。

さて、今日も、「パテントマップガイダンス」についての説明の続きです。

前回は、FI照会及びIPC照会をする際に指定可能な項目である「表示種別」についてご紹介しましたが、その際、特に説明することなく、階層という言葉を使用しました。この点についてはこれまで説明しませんでしたので、今日は、IPCのサブグループ内における階層について簡単に説明します。

以前にご紹介しましたように、IPCは、セクションからサブグループまで階層的に細分化されておりますが、最下層にあたるサブグループ内においても、階層が存在します。このサブグループ内の階層は、サブグループ記号自体ではなく、サブグループのタイトルの前に付されたドット「・」の数で表されます。

例えば、IPC照会で、「C08L27/00」を「一覧表示」で照会しますと、次のような表示がされます。

・27/00 (2006.01) ただ1つの炭素―炭素二重結合を含有する1個以上の不飽和脂肪族基をもち,その少くとも1つがハロゲンによって停止されている化合物の単独重合体または共重合体の組成物;そのような重合体の誘導体の組成物
・27/02 (2006.01) ・化学的な後処理によって変性されていないもの
・27/04 (2006.01) ・・塩素原子を含有するもの
・27/06 (2006.01) ・・・塩化ビニルの単独重合体または共重合体
・27/08 (2006.01) ・・・塩化ビニリデンの単独重合体または共重合体
・27/10 (2006.01) ・・臭素原子またはよう素原子を含有するもの
・27/12 (2006.01) ・・ふっ素を含有するもの
・27/14 (2006.01) ・・・ふっ化ビニルの単独重合体または共重合体
・27/16 (2006.01) ・・・ふっ化ビニリデンの単独重合体または共重合体
・27/18 (2006.01) ・・・テトラフルオロエテンの単独重合体または共重合体
・27/20 (2006.01) ・・・ヘキサフルオロプロペンの単独重合体または共重合体
・27/22 (2006.01) ・化学的な後処理によって変性されたもの
・27/24 (2006.01) ・・ハロゲン化されたもの

この場合、まず、メイングループ「C08L27/00」の直下の階層(ドット一つ)として、サブグループ「C08L27/02」及び「C08L27/22」があることになります。

そして、サブグループ「C08L27/02」の直下の階層(ドット二つ)として、サブグループ「C08L27/04」、「C08L27/10」及び「C08L27/12」があり、サブグループ「C08L27/22」の直下の階層(ドット二つ)として、サブグループ「C08L27/24」があることになります。

更に、サブグループ「C08L27/04」の直下の階層(ドット三つ)として、サブグループ「C08L27/06」及び「C08L27/08」があり、サブグループ「C08L27/12」の直下の階層(ドット三つ)として、サブグループ「C08L27/14」、「C08L27/16」、「C08L27/18」及び「C08L27/20」があることになります。

この例を見てもわかると思いますが、サブグループ記号だけでは、階層の上下関係を判断することはできません。

なお、このドット「・」の数で階層構造を表す手法は、FI及びFタームでも採用されております。

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2008年11月10日 (月)

特許電子図書館の簡単な使い方(パテントマップガイダンス編その5)

こんにちは。弁理士の藤野です。

さて、今日も、「パテントマップガイダンス」についての説明の続きです。

前回まで、3つある「照会」サービス、すなわち、FI照会Fターム照会IPC照会について簡単にご紹介してきましたが、今日は、このうちFI照会及びIPC照会する際に、必要に応じて設定することが可能な項目である「表示種別」についてご紹介します。

「パテントマップガイダンス」の先頭画面においては、「IPC照会」の下に、FI照会及びIPC照会時のサブグループ以下の表示方法を切り替えるための「表示種別」ラジオボタンが表示されます。この「表示種別」ラジオボタンでは、「一覧表示」、「ターゲット表示」、「同階層表示」のいずれかを選択することができます。

「一覧表示」を選択した場合は、照会対象とされたFI又はIPCを含むメイングループ内のデータがすべて表示されます。

「ターゲット表示」を選択した場合は、照会対象とされたFI又はIPCが、そのサブクラスと共に(照会対象がFIハンドブックの場合を除く)表示され、更に、そのFI又はIPCに属する一階層下の全データが表示されます。この際、見やすいように、サブクラス、メイングループ、サブグループがインデントされて表示されます。

「同階層表示」を選択した場合は、照会対象とされたFI又はIPCのひとつ下の階層のデータ全て(同一階層のもののみ)が表示されます。

これら3つの「表示種別」の違いは、例えば、IPC照会の直接コード入力ボックスに「C08L27/02」と入力して、それぞれの「表示種別」での照会結果を見ればよくわかると思います。

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2008年11月 7日 (金)

特許電子図書館の簡単な使い方(パテントマップガイダンス編その4)

こんにちは。弁理士の藤野です。

さて、今日は、「パテントマップガイダンス」についての説明の続きです。

これまで、3つある「照会」サービスのうち、FI照会及びFターム照会についてご紹介しましたが、今日は、残りのひとつであるIPC照会についてご紹介します。

IPC照会は、IPC(第4版~第8版(日本語)及び第7版(英語))の照会を行うためのサービスであって、例えば、ある特定の版の特定のIPCについて調べたい時に利用します。「パテントマップガイダンス」の先頭画面においては、「IPC照会」という文字列の隣に、照会対象とするIPCを入力するためのテキストボックス(「直接コード入力ボックス」)が表示され、さらにその隣に、照会の実行を指示するための「照会」ボタンが表示され、さらにその隣に、照会対象とするIPCの版を指定するための「照会画面」ラジオボタンが表示されます。更に、IPC第8版を指定するためのラジオボタンの隣には、日付を指定するためのテキストボックス(日付入力ボックス)が表示されます。日付入力ボックスには、デフォルト値として、現在の日付が入力されています。

IPC第7版までは、5年の一度の間隔で版改正が行われており、各版内では分類に変更はありませんでしたが、IPC第8版では、技術の発展に柔軟に対応できるように、改正を3か月に一度(1月、4月、7月及び10月)のタイミングでできるようになっています(日本が採用するアドバンストレベルの場合)。つまり、同じ第8版でも、付与された時期によって分類が変わっている可能性があります。そのため、第8版を指定するためのラジオボタンの隣に、日付入力ボックスが用意されていることになります。

なお、IPC第8版は、2006年1月1日から有効になっていますが、日付入力ボックスに、2006年1月1日より前の日付を入力すると、第4版~第7版の該当する版への遷移を問うダイアログボックスが表示されます。それに対して、「OK」をクリックすると、該当する版での照会が行われることになります。ちなみに、各版が有効な期間は、第4版が1985年1月1日~1989年12月31日、第5版が1990年1月1日~1994年12月31日、第6版が1995年1月1日~1999年12月31日、第7版が2000年1月1日~2005年12月31日です。

「照会画面」ラジオボタンで、照会対象とする版(「第8版(日付指定)」、「第7版」、「英語版(第7版)」、「第6版」、「第5版」又は「第4版」)を選択し、「直接コード入力ボックス」に調べたいIPCを入力して、「照会」ボタンをクリックすると、指定されたIPCの内容を示す画面が表示されます。

また、「IPC照会」の部分をクリックすることで、セクション/広域ファセット→クラス→サブクラス→メイングループ/ファセット→サブグループといった具合に、階層をたどってIPCを調べることもできます。

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2008年11月 6日 (木)

著作権の移転

こんばんわ。弁理士の藤野です。

さて、今日は、昨日の読売新聞朝刊で読んだ小室哲哉氏の詐欺事件に関する記事(YOMIURI ONLINEの記事)をヒントに、著作権の移転について書いてみます。

同記事によれば、小室氏は、すでに数十社の音楽出版社に譲渡していた約300曲の著作権を、音楽プロモーション会社など2社に、借金の返済の代わりに譲渡(つまり、二重譲渡)し、後から譲渡を受けた2社は、約300曲のうちの26曲について、文化庁に登録したということです。

後から譲渡を受けた2社がした登録というのは、おそらく、著作権の譲渡(移転)の登録だと思われますが、この2社は、なんのために、登録をしたのでしょうか。

著作権法では、著作権の移転は、登録しなければ、第三者に対抗することができないと規定されております(77条1号)。

これはどういうことを意味するかというと、今回のケースのように、著作権が二重譲渡された場合、譲渡契約の先後にかかわらず、移転(譲渡)の登録を先にした方が、法律上、著作権を取得したとして扱われることになります。

つまり、先に譲渡を受けた音楽出版社が、移転の登録をしていなければ、後から譲渡を受けた2社の方が、法律上、著作権者として扱われることになります。

但し、不動産の二重譲渡の場合と同様、いわゆる背信的悪意者(既に譲渡されていることを知っていて、その譲渡について登録がされていないことを主張することが信義に反すると認められる者)に対しては、登録がなくても、対抗できる(著作権の移転を主張できる)と考えられます。

上記2社のうち1社は、小室氏が取締役を務める会社であり、もう1社は、小室氏の高校時代の同級生が設立した会社ということですので、少なくとも前者については、既に譲渡されていたことを知っていてもおかしくないような気もしますが、実際のところは、どうなのでしょう。

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2008年11月 5日 (水)

平成20年度弁理士試験合格発表

こんばんわ。弁理士の藤野です。先ほど、記事をほぼ書き終えて、とりあえず、保存しようと思ったら、なぜかアプリが落ち、また一からやり直しです(涙)

さて、今日の午前中は、お客さんのところへ直行しての打ち合わせだったのですが、打ち合わせから帰って特許庁のWebサイトを見ると、『平成20年度弁理士試験合格発表』の文字が目に入ってきました。身近に受験生がいないので、まったく気がついていませんでしたが、今日が合格発表日だったようです。今年の最終合格者数は、574名とのことです。合格された皆様、おめでとうございます。

私が合格したのが平成9年度ですので、既に11年が経過しており(汗)、また、合格後は受験業界との関わりもまったくありませんので、最近の弁理士試験事情には疎いのですが、今日は、今年の弁理士試験の統計的なデータについていくつかご紹介してみようと思います。

まず、基礎知識として、弁理士試験の概要について簡単に説明しますと、弁理士試験には、3つの段階があり、まず、5枝択一のマークシート方式による短答式筆記試験(我々の時代は、多枝選択式といってました)を受け、短答式筆記試験に合格すると、論文式筆記試験を受け、論文式筆記試験に合格すると、口述試験を受け、口述試験に合格すると、晴れて最終合格者ということになります。すなわち、今日は、口述試験の合格者が発表されたということになります。

今年の弁理士試験の統計的なデータは以下の通りです。
  • 短答式筆記試験受験者数: 9,679人
  • 短答式筆記試験合格者数: 2,865人
  • 論文式筆記試験受験者数: 2,806人
  • 論文式筆記試験合格者数:  601人
  • 口述試験受験者数:       648人
  • 口述試験合格者数:       574人
  • 最終合格率:           5.9%
なお、論文式筆記試験合格者数より、口述試験受験者数が多いのは、筆記試験の免除者(前回、論文式筆記試験まで合格した人)が含まれるからです。

ちなみに、弁理士数は、私の合格した平成9年末に4,011人だったのが、平成20年9月末現在で7,797人となっており、11年間でほぼ倍増しております。

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2008年11月 4日 (火)

知的財産シンポジウム2008 in 横浜

こんばんわ。弁理士の藤野です。明日の打ち合わせの準備に大体の目処がつきましたので、ブログの更新にやってまいりました。

さて、本日、なにかネタはないかと(汗)、特許庁のWebサイトを見ると、20年度知的財産権セミナー等イベントカレンダーに、『知的財産シンポジウム2008 in 横浜』なるものが掲載されていることに気がつきました(実際の掲載日は2008/10/31)。

そこで、今日は、来る平成20年11月17日(月)に横浜駅そばの崎陽軒本店4階ダイナスティーで開催される『知的財産シンポジウム2008 in横浜』についてご紹介します。

本シンポジウムでは、国と横浜市との連携事業で実施している「知財を活用して成長・発展を目指す中小企業の支援モデル構築調査」の中間報告のほか、知的財産を活用した経営戦略で企業価値向上に成功している中小企業の事例紹介などを行われるとのことです。

具体的には、以下のような講演が行われるようです。
  • 講 演 1  : 産業財産権行政の現状と今後
  • 講 演 2  : 知的財産を活用した資金調達
  • 事例紹介 : 知財に注力している中小企業の取り組み
知財経営にご関心のある中小企業の経営者の方を始め、地域で知的財産に関わる支援を行っている専門家の皆様や行政関係者の方など、幅広い方々のご来場をお待ちしておりますとのことですので、ご興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか。私自身は、17日期限の仕事があるので、ちょっと厳しそうです。

詳細につきましては、専用ホームページの方をご覧下さい。

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