« 著作権の移転 | トップページ | 特許電子図書館の簡単な使い方(パテントマップガイダンス編その5) »

2008年11月 7日 (金)

特許電子図書館の簡単な使い方(パテントマップガイダンス編その4)

こんにちは。弁理士の藤野です。

さて、今日は、「パテントマップガイダンス」についての説明の続きです。

これまで、3つある「照会」サービスのうち、FI照会及びFターム照会についてご紹介しましたが、今日は、残りのひとつであるIPC照会についてご紹介します。

IPC照会は、IPC(第4版~第8版(日本語)及び第7版(英語))の照会を行うためのサービスであって、例えば、ある特定の版の特定のIPCについて調べたい時に利用します。「パテントマップガイダンス」の先頭画面においては、「IPC照会」という文字列の隣に、照会対象とするIPCを入力するためのテキストボックス(「直接コード入力ボックス」)が表示され、さらにその隣に、照会の実行を指示するための「照会」ボタンが表示され、さらにその隣に、照会対象とするIPCの版を指定するための「照会画面」ラジオボタンが表示されます。更に、IPC第8版を指定するためのラジオボタンの隣には、日付を指定するためのテキストボックス(日付入力ボックス)が表示されます。日付入力ボックスには、デフォルト値として、現在の日付が入力されています。

IPC第7版までは、5年の一度の間隔で版改正が行われており、各版内では分類に変更はありませんでしたが、IPC第8版では、技術の発展に柔軟に対応できるように、改正を3か月に一度(1月、4月、7月及び10月)のタイミングでできるようになっています(日本が採用するアドバンストレベルの場合)。つまり、同じ第8版でも、付与された時期によって分類が変わっている可能性があります。そのため、第8版を指定するためのラジオボタンの隣に、日付入力ボックスが用意されていることになります。

なお、IPC第8版は、2006年1月1日から有効になっていますが、日付入力ボックスに、2006年1月1日より前の日付を入力すると、第4版~第7版の該当する版への遷移を問うダイアログボックスが表示されます。それに対して、「OK」をクリックすると、該当する版での照会が行われることになります。ちなみに、各版が有効な期間は、第4版が1985年1月1日~1989年12月31日、第5版が1990年1月1日~1994年12月31日、第6版が1995年1月1日~1999年12月31日、第7版が2000年1月1日~2005年12月31日です。

「照会画面」ラジオボタンで、照会対象とする版(「第8版(日付指定)」、「第7版」、「英語版(第7版)」、「第6版」、「第5版」又は「第4版」)を選択し、「直接コード入力ボックス」に調べたいIPCを入力して、「照会」ボタンをクリックすると、指定されたIPCの内容を示す画面が表示されます。

また、「IPC照会」の部分をクリックすることで、セクション/広域ファセット→クラス→サブクラス→メイングループ/ファセット→サブグループといった具合に、階層をたどってIPCを調べることもできます。

|

« 著作権の移転 | トップページ | 特許電子図書館の簡単な使い方(パテントマップガイダンス編その5) »

IPDL」カテゴリの記事

コメント

東京理科大学のサークル特許研究部です。はじめまして。
とても勉強になります。

パテントコンテストの応募書類作成の時に特許電子図書館を利用しましたが、かなり苦労しました。
検索の仕組みはよくできていると思うんですが、わかりやすい解説が無くて。
さらに、なんて使いにくいUIなんだーって思いながら。

また見にきます。

投稿: とっきょけん | 2008年11月 8日 (土) 00:35

とっきょけん様。はじめまして。
コメントありがとうございます。

なにかの役に立ったのであれば、なりよりです。
また、なにかありましたら、お気軽にコメントください。記事のここが分かりづらいとかでも結構です。


投稿: 藤野(管理人) | 2008年11月 8日 (土) 02:42

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/516410/43037459

この記事へのトラックバック一覧です: 特許電子図書館の簡単な使い方(パテントマップガイダンス編その4):

« 著作権の移転 | トップページ | 特許電子図書館の簡単な使い方(パテントマップガイダンス編その5) »