弁理士の継続研修(義務研修)
こんにちは。弁理士の藤野です。
今日の午後は、弁理士会の研修を受講するため、東京(霞が関ビル)に行く予定です。
そこで、今回は、弁理士の継続研修(義務研修)についてご紹介します。
継続研修とは、今年の4月1日から施行された弁理士法31条の2において、資質の向上を図るために、弁理士に受講が義務づけられた研修であって、日本弁理士会が行うものです。
具体的には、原則としてすべての弁理士が、5年毎に70時間以上の研修を受講する必要があります。5年毎ですので、弁理士登録している間は、5年周期で継続研修(70時間以上の研修)を受講し続ける必要があります。
研修の内容は、「弁理士倫理」が10時間、「業務研修」が60時間以上となっております。「業務研修」には、必修科目と選択科目があって、産業財産権その他の法律の改正や審査基準の改訂、各種手続、先端技術、知財ビジネス等の研修が含まれます。
受講方法としては、東京、大阪、名古屋等で開催される研修に実際に出席する方法(集合研修)と、インターネットを利用して受講する方法(eラーニング)の二通りの方法があります。
従来から、日本弁理士会では、会員向けの各種研修を行っておりましたが、これまでは、原則として、受講は義務ではありませんでした。そのため、受講者数は必ずしも多くはなかったようです。ちなみは、私は、研修に参加するのが比較的好き(?)な方なので、結構出ている方だと思います。
ベテラン弁理士の中には、この義務研修制度を屈辱と思っていられる方もいるようですが(パテント2008.3 p.23)、特許庁審査官からは、弁理士が法令・審査基準の改正等の内容を理解していない場合が少なくないとの指摘もあるようなので、個人的にはやむを得ないのではないかと思っております。
時間的にも、5年で70時間以上ということなので、年平均で14時間以上、月平均で1時間ちょっとで足りますので、さほど負担にはならないのではないかと思います。私は、弁理士登録してから今年で11年目なのですが、過去の10年を5年ごとに分けて振り返っても、5年で70時間以上という条件は軽くクリアしていると思います。これは、場所的に東京に近いということで、研修を受けやすいとか、これまでさほど忙しくなかった(汗)ということもあるとは思いますが。。。
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